みなさん、こんにちは!
自分の怠惰でこのところ研修について全く更新できていませんでした…すみません…💦
これからは定期的に更新したいと思っています!
今回は神経内科のローテートを紹介したいと思います!
神経内科は2年目に必修で回る科の一つです。
主に入院患者の診療を行い、その他に外来見学(ほとんど毎日新患がいます)、電気生理検査、MRI検査、脳波検査などを行います。
以下にローテートして感じた特徴を書いていこうと思います!
①脳波が読めるようになる!
なんといっても小児の神経内科といえば脳波かなと思います!
教科書とかで勉強してみたけど、実際脳波をまえにするとちんぷんかんぷんって方も多いんじゃないでしょうか??
実際自分も初期研修時代やジュニアレジデント1年目に教科書開きながら勉強してみましたが、あまり読めるようにはなりませんでした。
ただ、脳波セミナー(詳細はこちら→脳波セミナーに行ってきました! - 神奈川こどもレジ室)と神経内科のローテートを経て、だいぶ自信もって脳波を判読できるようになりました!
やっぱり、短期間に・集中的に・大量の脳波に触れて、その都度小児神経専門医のフィードバックを受けることとものすごく勉強になります。
ポータブル脳波をつける機会も多く、発作時脳波などの勉強もできます!
②MRIが読めるようになる!
①と似通ってますが、神経といえばMRIもなくてはならない検査の一つです。小児では頭部MRIをよく撮影すると思いますが、その読影には自信がない人も多いのでは?
神経内科は週に1回画像カンファレンスを開いていて、放射線科の先生にその週神経内科で取ったCT・MRIをすべて解説していただきます。
このような環境はさすがこども病院だと思いました!
③神経診察を勉強できる!
神経内科は診察もとても重要です。
腱反射だったり、原始反射だったり、MMTだったり、歩容だったり、、、
あげたらきりがないですが、それぞれの診察の仕方だったり、所見の解釈の仕方だったり、毎日の回診や外来見学でその都度上級医から教わることができます!
④医療的ケアについて学べる!
当院の特徴かもしれませんが、神経内科には医療的ケアをうけている患者さんが多くおられます。そういった患者さんが入院されたときに在宅呼吸器であったり、経管栄養であったり、医療的ケアについても関わる機会が多数あります。
年々医療的ケア児が増えており、小児科医の必須知識となっています。神経内科ローテートではそういったところも深く学ぶことができます!
神経内科の1日の流れです。
火曜日の午前中に電気整理検査があるのと、MRIやポータブル脳波の検査がその都度入ってきて、日中は病棟や検査でけっこう忙しいです。
ローテ紹介第2弾いかがだったでしょうか??
それでは、また次回
by ジュニア2年目 F
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