神奈川こどもレジ室

神奈川県立こども医療センターの後期研修医(ジュニアレジデント)のブログです

近所(?)のツーリングスポット(那須編)

 狭い神奈川を飛び出し(失礼)、とうとう栃木県那須へと相棒と飛び出してきました。

 

 心なしか、長距離走った方が相棒もご機嫌な気がします。

 

 当院から高速も使用して230㎞程という、ツーリングするのにちょうどいい距離(個人の感想です)。調べるまで知らなかったのですが、ここは鹿の湯温泉という、奈良時代の文献にも書かれている古い温泉だそうです。奈良だから鹿、というわけではなく。鹿が傷を癒していたことから見つけた温泉、だからだそうです。良くある由来ですね。大体軍人か狩人が鹿を追いかけて見つけるパターン。鹿島神宮の使いでもあるから、神様のお報せ的な意味合いなんでしょうね。

 

 見た目のレトロさもですが、入り方もかなり特殊。①シャンプーや石鹸禁止、②入り方ルールは厳守、③他の人が入っている熱い湯船に入ってはいけない(火傷するから)、④湯守の言うことは絶対。とまあ、確かこんなこんな感じの内容でした。

 温泉通を自認する私ですが、そんな私の自信を砕くぐらいめちゃくちゃ熱かったです。熱い温泉好きは是非挑戦してみてください。

 

 なんとその近くに、那須と言えば殺生石という、あの殺生石がありました。(個人的見解) よくよく考えてみれば、温泉の湧き出す場所の近くなんだから有毒ガスが出る場所があるのも当然ですね。

 殺生石と言えば、九尾の狐が追い詰められて変化したという伝説の石ですね。九尾の狐、中国で美女に化けて国傾けたり、日本でも朝廷で悪さしたり、先代の仮面ライダーだったりするあれですね。

 その殺生石ですが・・・。

 

 割れてました。笑 ええもう、ものの見事に。何か出てきたんじゃなかろうかと言うぐらいに。去年の3月には割れていたようですね。周りでイノシシが死んだり色々あったようです。とりあえず、遊歩道の範囲で近寄っても平気でした。

 

 ちなみに私の旅計画は一人の時は往々にして、行き当たりばったりです。とりあえずこの辺に行ってみよう、そこの周りに何かあったらついでに行こう。そんな調子で出かけます。

 そして、今回はここに行きつきました。スッカン沢という、初めて聞くところ。工事中でメインのところは入れなかったようですが。

 

 

 マイナスイオン~。(EBMなし)

 

 

 

 

 

 なんか所々水が青白い感じがしますが、それがこの沢の特徴だそうで。火山性分野らが溶け出して、酸っぱくて飲めたもんじゃないそうです。酢辛いからスッカン沢と名がついたとかなんとか。

 

 

 やはり定期的に自然に触れたくなるのは元山岳部の血のなせる業なのでしょうか。

 

 閉鎖されて先には行けなかったのですが、わくわくする橋。

 

 帰りがけに見かけたアオダイショウ。咄嗟だったのでぶれました。