ジュニアレジデント3年目 宮原です。
敗血症のセミナーに行って来ました。先週の日曜は世界敗血症DAYで、色々イベントがあったみたいです。これは敗血症=sepsisと9月=september。をかけたもので、世界中で普及活動が行われています。世界にもおやじギャグがあるみたいですね。
セミナーで小児救急の先生が言っていたのは、PATの重要性でした。小児科の中ではよく言われる言葉ですが、、、
A:Appearance(外観・見かけ)
B:Work of Breathing(呼吸状態)
C:Circulation to Skin(循環・皮膚色)。
以上の3つをパッと(PAT)評価し、トリアージ(重症度を評価)する方法です。たくさんの患者の中から、すぐに対応しないといけない患者を見つける方法です。またおやじギャグです。。。
当院は3次病院で紹介制を取っていて、救急外来に来る患者の多くは元々の病気が分かっている子供です。
しかし1、2次病院と同じ様に患者を診た瞬間に重症度を評価する必要性は変わりません。
またPALS(小児二次救命処置法)のインストラクター(教師が出来る)の先生も数名いて、当院でPALSの講習を受けられます。
基礎疾患を有しており、より早い対応が必要な子供も多いので救急現場での力も付きます!!入院後には低体温療法、ECMOを行うこともあります。
主治医として重症の患者を診れる事は大きな財産だと思って診療をしてます。
子供が大好きな先生方と神奈川県立こども病院で一緒に働けたらうれしいです。